研究課題
挑戦的萌芽研究
世界的な規模でCKD患者が増加し、末期腎不全に至ることで重大な健康問題となっている。現在のスクリーニング検査としてのアルブミンやクレアチニンの測定では、相当数の患者の診断が正しく行うことができない。我々はまず、さまざまなCKD患者の尿からエクソソームを単離した。次いで、タンパク尿の多い患者尿より、ポドサイト由来のエクソソーム内タンパク質(PDETFs)の発現を調べた。PDETFsの検出された患者では、糖尿病性腎症などの進行性の腎障害であることが判明した。尿中のPDETFsの発現量は糸球体内での同タンパク質の発現量の減少と相関していた。PDETFの評価・解析はCKDとCVDの関係理解に有用である
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
PLoS One
巻: 8(6) 号: 6 ページ: e66759-e66759
10.1371/journal.pone.0066759
J Biol Chem
巻: 287(24) ページ: 20430-20442
巻: 287 号: 24 ページ: 20430-20442
10.1074/jbc.m111.275610
http://www.tokudai-kidney.jp/achievement/index.htm