研究課題/領域番号 |
24659287
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
池中 一裕 生理学研究所, 分子生理研究系, 教授 (00144527)
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研究分担者 |
文堂 昌彦 独立行政法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, 室長 (10426497)
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連携研究者 |
吉村 武 生理学研究所, 分子生理研究系, 助教 (60402567)
丸山 和佳子 独立行政法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, 部長 (20333396)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脳脊髄液 / N結合型糖鎖 / マーカー / 髄液 / 糖鎖解析 / 突発性正常水頭症 |
研究概要 |
正常圧水頭症疑い患者からタップテストによって得られた脳脊髄液中に含まれるN結合型糖鎖の網羅的な解析を行った。髄液中糖鎖は採取後の時間経過や温度変化に安定で糖鎖パターンが変化しないことを確認した後、主要な糖鎖構造を同定した。血清や抗体、脳に多く含まれる糖鎖が脳脊髄液中にも含まれていることが明らかとなった。 次いで脳神経疾患マーカーの探索を行った。各糖鎖組成割合によって患者を大きく分けて7つのグループに分類することができ、患者の確定診断の結果と脳脊髄液中に含まれるN結合型糖鎖組成から、突発性正常圧水頭症の診断マーカーとしての有用な候補が見つかった。
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