研究課題/領域番号 |
24659325
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
森 満 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50175634)
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研究分担者 |
九富 五郎 (九冨 五郎) 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10404625)
平田 公一 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50136959)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 乳がん / アディポネクチン / インスリン / BMI / 症例対照研究 / breast cancer / case-control study / adiponectin / obesity / insulin / イソフラボン / エコール |
研究成果の概要 |
肥満関連のリスク要因として、BMI、血清中アディポネクチン濃度、血清中インスリン濃度と乳がんリスクとの関連性を検討した。方法として、病院ベースの症例対照研究によって、年齢と閉経状態をマッチした66セットの乳がん症例群と対照群の解析を条件付きロジスティック回帰分析によって行った。その結果、閉経前発症の場合でも、閉経後発症の場合でも、BMIが高いほど乳がんリスクが高く、血清中アディポネクチン濃度が高いほど乳がんリスクが低かった。血清インスリン濃度と乳がんリスクとの関連性は見られなかった。結論として、欧米での研究結果と異なって、日本人では閉経前発症の乳がんにおいても、肥満と関連することが示唆された。
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