研究課題/領域番号 |
24659338
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
工藤 恵子 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10186405)
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研究分担者 |
林田 眞喜子 日本医科大学, 医学部, 准教授 (60164977)
坂 幹樹 東京大学, 医学系研究科 (30447388)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 法医中毒学 / 薬毒物スクリーニング / NAGINATA / GC-MS / LC-MS/MS / QuEChERS法 |
研究概要 |
酸性から塩基性までの幅広い薬毒物を全血試料から効率よく抽出し、スクリーニング時に信頼性の高い概算濃度が得られる新しいGC-MSスクリーニング法を開発した。薬毒物の抽出には塩析―アセトニトリル抽出法 (QuEChERS法) を選択し、不純物の除去にはタンパクーリン脂質除去フィルターを用いた。確立した前処理法を多剤服用による中毒死が疑われる事例のNAGINATAスクリーニングに応用したところ、信頼性の高い相対定量値が得られることが分かった。また、尿や筋、肝、脂肪などの体組織についても分析が可能であった。さらに、LC-MS/MSスクリーニングにおいても本前処理法の有効性を確認した。
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