研究課題/領域番号 |
24659343
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
冲永 壯治 東北大学, 大学病院, 准教授 (30302136)
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連携研究者 |
辻 一郎 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20171994)
冨田 尚希 東北大学, 大学病院, 助教 (00552796)
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研究協力者 |
古川 勝敏 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (30241631)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 東日本大震災 / 災害医療 / 高齢者 / 応急仮設住宅 / コホート研究 / 介護予防 / 東日本大地震 / 仮設住宅 |
研究成果の概要 |
東日本大震災後の仮設在住の高齢者を対象に健康に関する前向きコホート調査を行った。フィールドは宮城県気仙沼市であり、半島・島嶼の唐桑・大島地区を調査し、同市の市街地区(旧気仙沼市)、本吉地区、県外の岩手県地区の3地域と比較した。岩手県地区は、元々市街地区の住民で、健康上問題の少ない群である可能性があり、身体機能が有意に優れていた。本吉地区ではうつ傾向がみられたが、農業従事者が多い背景がある。唐桑・大島地区では日常生活動作、栄養、うつやストレスといった項目で優れていた。この地域では住民間のつながりが強く、地域で高齢者を支えるシステム、すなわちソーシャルキャピタルが根付いていることが示唆された。
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