研究課題/領域番号 |
24659345
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
庄司 知隆 東北大学, 大学病院, 助教 (40360870)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 機能性ディスペプシア / 消化管知覚 / 脳構造 / 情動 / Voxel-based morphometry / MRI / 認知 / Visceral Sensitivity / Brain Connectivity / structural MRI / Barostat / stress / 機能性消化管消化管障害 / 消化管内臓知覚 / 脳腸相関 / 脳領域間結合 / 消化管内臓知覚異常 / Diffuse Tensor Imaging / Connectome / 機能性胃腸症 |
研究成果の概要 |
消化管内臓知覚過敏の基盤は内臓知覚と情動を統合処理する中枢神経の構造変化であると仮説を立て、検証を行った。Functional dyspepsia(FD)と健常者を脳MRIで脳構造画像を撮像し、消化器症および心理状態の調査票のスコアを共変量として、SPM12にてVoxel-based morphometry(VBM)解析した。FDと健常者には、右)上眼窩前頭野、左)下側頭回および右)楔前部で相違が、心理状態と左)舌状回、消化器症状と中側頭回で相関関係が指摘された。内臓知覚と情動に係る脳構造変化が慢性消化器症状の基盤である可能性が示唆され、今後の研究の展開が期待される。
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