研究課題/領域番号 |
24659357
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
伊藤 英晃 秋田大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80168369)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 分子シャペロン / DNAポリメラーゼη / DNA ポリメラーゼ |
研究概要 |
DNAポリメラーゼ・イータ(Polη)は,損傷のないDNAを鋳型として大変誤りがちなDNA合成を行い,免疫グロブリン遺伝子領域の体細胞突然変異の生成にも寄与する。Polηが活性化するためには分子シャペロンHSP90との相互作用が必須であり, HSP90阻害剤は,Polηの構造を不安定にし,がん細胞の増殖を抑制するものと考えられている。 本研究では,完全長ヒトPolηを精製した。また,抗ウサギPolηの特異的な抗体を得た。HSP90はPolηの安定化に寄与すること,膠芽腫で核周辺にHSP90とPolηの強い相互作用が確認できた。上衣腫では,HSP90とPolηの相互作用は検出できなかった。
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