研究課題/領域番号 |
24659398
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山谷 睦雄 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60261640)
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研究分担者 |
西村 秀一 独立行政法人国立病院機構(仙台医療センター臨床研究部), 病因研究室, 病因研究室長 (50172698)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | インフルエンザ / 重症化阻止 / 気道上皮細胞 / インフルエンザウイルス / ウイルス増殖 / 温度環境 / 病原性 |
研究概要 |
ヒト気道上皮細胞を用いた研究で、患者の重症度に関係するウイルス放出量や炎症惹起物質インターロイキン-6の増加が上皮細胞脱落細胞数や培養液乳酸脱水素(LDH)酵素と相関することが、4種類のウイルス感染で明らかになった。これらの指標は、患者の病態に一致し、気道上皮細胞で簡便に測定できるため、インフルエンザウイルス感染重症化の判別法として有用であると示唆された。また、温度環境と重症化の関係を検討した。インフルエンザウイルスの増殖能力は39℃でも低下の程度は軽く、逆に39℃以上で細胞機能が低下した。重症化阻止には抗インフルエンザ薬の適切な使用と解熱による身体機能の正常化が必要であると結論された。
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