ＰＷＳにおける食欲亢進および性格異常の原因分子機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24659505
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 小児科学
• 研究機関: 福岡大学
• 研究代表者: 弟子丸 正伸 福岡大学, 理学部, 准教授 (70309889)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 転写後修飾 / snoRNA / mRNA modification / knock-in mouse / 2'-O-メチル化 / プラダー・ウィリ症候群 / 疾患モデル動物 / mRNA 2'-O-メチル化 / RNA編集 / 変異ノックインマウス

研究成果の概要

マウスES細胞ゲノム上のMBII-52 snoRNA遺伝子クラスターを改変するため、1回の相同組換えにより標的領域両端への2つのlox配列因子の挿入を試みた。しかしながら、期待される組換えを生じたES細胞クローンは得られなかった。これは、2つの挿入部位間の距離が約100kbと長大であるため、一般的な手法による相同組換えが困難だったためと考えられた。今後は、2つのターゲティングベクターを個別にES細胞ゲノムに作用させ、目的とする相同組換えを生じたクローンを作製する。さらに、MBII-52遺伝子の反復回数を変更した複数種の変異マウスを作製し、行動学的および生化学的解析を実施する予定である。

研究成果

• [雑誌論文] The kick-in system: a novel rapid knock-in strategy. (2014)
  • 著者名/発表者名: Tomonoh, Y., Deshimaru, M., Araki, K., Miyazaki, Y., Arasaki, T., Tanaka, Y., Kitamura, H., Mori, F., Wakabayashi, K., Yamashita, S., Saito, R., Itoh, M., Uchida, T., Yamada, J., Migita, K., Ueno, S., Kitaura, H., Kakita, A., Lossin, C., Takano, Y., Hirose, S.
  • 雑誌名: PLoS One. 巻: 9 号: 2 ページ: 88549-88549
  • DOI: 10.1371/journal.pone.0088549
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Improved design of hammerhead ribozyme for selective digestion of target RNA through recognition of site-specific adenosine-to-inosine RNA editing. (2014)
  • 著者名/発表者名: Fukuda M, Kurihara K, Yamaguchi S, Oyama Y, Deshimaru M.
  • 雑誌名: RNA 巻: 20 号: 3 ページ: 392-405
  • DOI: 10.1261/rna.041202.113
  • 査読あり
• [雑誌論文] Accelerated evolution of fetuin family proteins in Protobothrops flavoviridis (habu snake) serum and the discovery of an L1-like genomic element in the intronic sequence of a fetuin-encoding gene (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中泰圭, 小山幸子, 堀晋一, 牛尾昂也, 塩井成留実, 寺田成之, 弟子丸正伸
  • 雑誌名: Biosci. Biotechnol. Biochem. 巻: 77巻 ページ: 582-290
  • NAID: 10031164779
  • 査読あり
• [雑誌論文] Structural organization and evolution of a cluster of small serum protein genes of Protobothrops flavoviridis snake (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中泰圭, 塩井成留実, 寺田成之, 弟子丸正伸
  • 雑誌名: Fukuoka Univ. Sci. Rep. 巻: 43巻 ページ: 59-68
  • NAID: 110009558596
  • 査読あり
• [雑誌論文] A strategy for developing a hammerhead ribozyme for selective RNA cleavage depending on substitutional RNA editing (2012)
  • 著者名/発表者名: 福田将虎, 栗原圭, 田中泰圭, 弟子丸正伸
  • 雑誌名: RNA 巻: 18巻 号: 9 ページ: 1735-1744
  • DOI: 10.1261/rna.033399.112
  • 査読あり
• [学会発表] セロトニン2C型受容体mRNAの編集にsnoRNA MBII-52が及ぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 山口彰太, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 平成25年度 日本生化学会九州支部例会
  • 発表場所: 佐賀大学
• [学会発表] RNA編集が誘起するHTR2C mRNAの構造変化と編集パターンの関係 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小山唯, 加藤卓, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 平成25年度 日本生化学会九州支部例会
  • 発表場所: 佐賀大学
• [学会発表] Alu配列のA-to-I RNA編集におけるADARアイソフォームの異なる作用 (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中泰圭, 川副美鈴, 渋谷圭介, 加藤卓, 福田将 虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 平成25年度 日本生化学会九州支部例会
  • 発表場所: 佐賀大学
• [学会発表] 標的遺伝子発現を抑制するbox C/D型 snoRNAの構築 (2013)
  • 著者名/発表者名: 川本崇仁, 小山唯, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第15回日本RNA学会年会
  • 発表場所: 愛媛県民文化会館・ひめぎんホール
• [学会発表] HTR2C pre-mRNAの構造とA-to-I RNA編集の関係 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小山唯, 加藤卓, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第15回日本RNA学会年会
  • 発表場所: 愛媛県民文化会館・ひめぎんホール
• [学会発表] 細胞を基盤としたRNA編集阻害剤スクリーニング方法の開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 尾村美樹, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第15回日本RNA学会年会
  • 発表場所: 愛媛県民文化会館・ひめぎんホール
• [学会発表] Alu配列の A-to-I RNA編集におけるADARアイソフォームの異なる作用 (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中泰圭, 川副美鈴, 渋谷圭介, 加藤卓, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第15回日本RNA学会年会
  • 発表場所: 愛媛県民文化会館・ひめぎんホール
• [学会発表] 細胞を基盤としたRNA編集阻害剤スクリーニング方法の開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 尾村美樹, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第86回日本生化学会大会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
• [学会発表] RNA編集が引き起こすHTR2C mRNAの構造変化と編集パターンの関係 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小山唯, 加藤卓, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第86回日本生化学会大会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
• [学会発表] Alu配列のA-to-I RNA編集におけるADARアイソフォームの異なる作用 (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中泰圭, 川副美鈴, 渋谷圭介, 加藤卓, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第36回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド
• [学会発表] マウス脳HTR2C mRNA における2’-O- メチル化がA-to-I 編集に及ぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 大蔵一聡, 山口彰太, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第36回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド
• [学会発表] A-to-I RNA編集パターンを制御するHTR2C RNAの構造的要因の解明 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小山唯, 加藤卓, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第36回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド
• [学会発表] 細胞を基盤としたRNA編集阻害剤のスクリーニング方法の開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 尾村美樹, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第36回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド
• [学会発表] 標的遺伝子発現を制御するbox C/D型snoRNAの構築 (2013)
  • 著者名/発表者名: 川本崇仁, 小山唯, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第36回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド
• [学会発表] 標的遺伝子の発現を抑制する核小体低分子 RNA の構築 (2012)
  • 著者名/発表者名: 川本 祟仁, 小山 唯, 弟子丸 正伸, 福田 将虎
  • 学会等名: 第14回 日本RNA学会年会
  • 発表場所: 東北大学
• [学会発表] セロトニン 2C 型受容体 mRNA の RNA 編集とリボース 2'-O- メチル化修飾の関係 (2012)
  • 著者名/発表者名: 小山 唯, 加藤 卓, 福田 将虎, 弟子丸 正伸
  • 学会等名: 第14回 日本RNA学会年会
  • 発表場所: 東北大学
• [学会発表] RNA 編集を識別する人工リボザイムの構築 (2012)
  • 著者名/発表者名: 栗原 圭, 弟子丸 正伸, 福田 将虎
  • 学会等名: 第14回 日本RNA学会年会
  • 発表場所: 東北大学
• [学会発表] Construction of the functional RNA for regulating the site-specific RNA editing (2012)
  • 著者名/発表者名: 福田将虎, 栗原圭, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第35回 日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 福岡国際会議場
  • 招待講演
• [学会発表] Construction of the small nucleolar RNA suppressing the target gene expression (2012)
  • 著者名/発表者名: 川本崇仁, 小山唯, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第35回 日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 福岡国際会議場
• [学会発表] Controlling the target gene expression depending on RNA editing by utilizing an artificial ribozyme (2012)
  • 著者名/発表者名: 栗原圭, 弟子丸正伸, 福田将虎
  • 学会等名: 第35回 日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 福岡国際会議場
• [学会発表] cis-determinant of site preference of ADAR2 in A-to-I editing of HTR2C mRNA (2012)
  • 著者名/発表者名: 加藤卓, 田中泰圭, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第35回 日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 福岡国際会議場
• [学会発表] Analysis of cis-factor to affect RNA editing pattern in serotonin 2C receptor mRNA (2012)
  • 著者名/発表者名: 小山唯, 福田将虎, 弟子丸正伸
  • 学会等名: 第35回 日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 福岡国際会議場