研究課題/領域番号 |
24659540
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
三辺 義雄 金沢大学, 医学系, 教授 (60181947)
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研究分担者 |
山嶋 晢盛 (山嶋 哲盛) 金沢大学, 医学系, 准教授 (60135077)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知症 / 神経細胞死 / リソソーム / Hsp70.1 / カルボニル化 / カルパイン / カテプシン / ビスモノアシルグリセロフォスフェート / オートファジー / サル / 海馬 / アルツハイマー病 / ビス(モノアシルグリセロ)リン酸 / 酸性スフィンゴミエリナーゼ / プロテオミクス / ヒドロキシノネナール / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
神経細胞死の機序に関しては不明な点が多い。本研究では熱ショック蛋白であるHsp70.1を中心とした蛋白質-膜脂質間相互作用を検索した。オートファジーに関わる分子連関を検索することで、リソソームの破裂により生じる神経細胞死の全容を究明した。その分子機構には、「calpain-mediated cleavage of carbonylated Hsp70.1」があることを発見した。Hsp70.1の機能がカルボニル化とカルパイン分解によって障害されるため、BMPとの結合が障害され、ASMの機能低下が起きる。その結果スフィンゴミエリンの分解が阻害され膜を安定化するセラミドが減少しリソソームは破裂する。
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