研究課題/領域番号 |
24659542
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
武井 教使 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (80206937)
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研究分担者 |
松﨑 秀夫 (松崎 秀夫) 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (00334970)
岩田 圭子 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (30415088)
和久田 智靖 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (80444355)
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連携研究者 |
秦 健一郎 国立成育医療研究センター, 周産期病態研究部, 部長 (60360335)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 統合失調症 / エピジェネティクス / 仮死モデル / DNMT |
研究概要 |
我々は統合失調症の疫学報告に着目した動物モデルとして周産期仮死モデルを検討し、ドパミン神経系の感受性亢進を再現している。本計画では仮死モデルと統合失調症死後脳に共通する脳内遺伝子の発現変化とメチル化を評価し、統合失調症の病態解明をめざした。 その結果、仮死モデル12週齢の前頭前野にのみ有意なCOMT mRNAの増加およびNeuregulin-1 mRNAの減少があり、海馬には有意差がなかった。このmRNA発現量の変化が統合失調症の病態であるドパミン系の機能異常に関与する可能性が考えられた。統合失調症死後脳で同遺伝子のメチル化を解析する必要があったが、交付期間中の解析には至らなかった。
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