研究課題/領域番号 |
24659543
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
豊田 志保 浜松医科大学, 医学部附属病院, 精神保健福祉士 (60588771)
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研究分担者 |
鈴木 勝昭 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00285040)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 児童精神医学 / ポジトロン断層法 / 自閉症スペクトラム / ミクログリア / 児童・思春期精神医学 / 分子イメージング / 自閉症 |
研究概要 |
自閉症スペクトラム障害(ASD)の重要な特性として感覚刺激への反応異常がある。この特性の基盤に想定される感覚処理障害の責任脳部位として、脳幹をその候補と考え本研究を実施した。成人ASD者20名を対象に感覚処理障害をSensory Profileによって評定するとともに脳内ミクログリア活性をPETにより計測し、両者の関係について検討した。その結果、脳幹ではそうではなかったが、前部帯状回におけるミクログリア活性が高いASD者ほど感覚刺激への反応異常が重度という相関関係が認められた。本研究から、前部帯状回を中心とするネットワークの異常がASDの感覚処理障害に関与していることが示唆される。
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