研究課題/領域番号 |
24659544
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小川 豊昭 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (20194441)
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研究分担者 |
津田 均 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 准教授 (00302745)
古橋 忠晃 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 助教 (50402384)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アスペルガー障害 / 自閉スペクトラム / システム化 / 我々意識 / 対人困難 / 発達障害 / ミラーニューロン / 引きこもり / 軽微アスペルガー障害 / 自閉性に対する知的代償機能 / 外傷性自閉スペクトラム / 自閉的システム化 / 言語の習得 / 行動規範として倫理とマニュアル / 心的空間の次元性 |
研究成果の概要 |
高機能の軽微アスペルガー者は、健常者とほとんど見分けは出来ず、社会的にも問題なく機能しているように見える。しかし、対人関係において彼ら特有の困難が有り、特に家庭生活において問題が生じることが多い。我々の研究では、健常とみなして問題の無いケースであえてそこに自閉的要因を見出すことで、抑うつなどの問題を正しく治療する道を開いたといえる。 健常者の場合、ミラーニューロンの働きで、自動的に我々意識を持ち、それが集団無意識として機能している。ところが超高機能アスペルガー者は、その根本において異なっている。それは、他者との関係を知的にシュミレーションしていてすべてがシステム化にもとづいているという点である。
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