研究課題/領域番号 |
24659559
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
高原 典子 福井大学, 医学部附属病院, 医員 (50572426)
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研究分担者 |
伊藤 秀明 福井大学, 医学部, 助教 (00345620)
大山 伸幸 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (20223977)
岡沢 秀彦 福井大学, 高エネルギー医学研究センター, 教授 (50360813)
横山 修 福井大学, 医学部, 教授 (90242552)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腎癌 / 脂肪酸合成酵素 / 酢酸PET |
研究概要 |
画像所見腎癌の存在が疑われて腎摘除術または腎部分切除術の予定された13症例に対して酢酸PETを施行した。解析対象は13症例の13腎腫瘍であった。酢酸PETの後に手術を実施した。手術で得られた組織を切り出して、腫瘍組織を得て、術後の癌組織標本を用いて脂肪酸合成酵素(FASN)の発現量をウェスタンブロッティング法を用いて測定した。また、血管密度を評価するために、血管内皮細胞に対するCD31抗原の発現量を同じくウェスタンブロッティング法を用いて測定した。これらの結果と、酢酸PETによるトレーサー集積の関連について評価した。トレーサー集積の評価は、PET`画像上で病変部に関心領域を置いて半定量解析を行った。結果、13腫瘍の内12腫瘍でPET画像においてトレーサーの高集積を認めた。Standardized uptake value(SUV)法を用いた評価では、高SUV値を示す腫瘍ほど、ウェスタンブロッティング法によるFASN発現量も高値を示した。PET画像でトレーサーが低集積であった1腫瘍は、腫瘍径が1.0cmであり、高集積であった12腫瘍は全て腫瘍径が2.0cm以上であった。
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