研究課題/領域番号 |
24659625
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中島 淳 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90188954)
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研究分担者 |
村川 知弘 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50359626)
佐野 厚 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (20569834)
垣見 和宏 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (80273358)
松下 博和 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (80597782)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 肺がん / 次世代シーケンス / 遺伝子変異 / MHCクラスI結合予測法 / 固有抗原 / 変異ペプチド / 免疫反応 / 個別化がん免疫治療 / 肺癌 / 膵臓癌 / 全エクソームシーケンス / 全RNAシーケンス / ミスセンス変異 / 膵がん / 全RNAシーケンス / RNAシーケンス / エクソームシーケンス |
研究成果の概要 |
我々は、次世代シーケンスとMHCクラス I結合予測アルゴリズムを組み合わせることで、腫瘍特異的な遺伝子変異から候補固有抗原を同定するシステムを、膵がん組織を用いて構築した。また、候補固有抗原に対する免疫反応をマウス生体で検証するアッセイ法も確立した。肺がん6例(喫煙者3例と非喫煙者3例)においては、遺伝子変異(ミスセンス変異)の数は喫煙者で平均280個に対し、非喫煙者で平均75個であった。予測された候補固有抗原(エピトープ)の数は、それぞれ平均535個と140個であった。将来の個別化がん免疫治療の準備段階として、抗原同定システムを構築し、肺がんで候補固有抗原を同定することが可能であった。
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