研究課題/領域番号 |
24659629
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
奥村 明之進 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40252647)
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研究分担者 |
南 正人 大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (10240847)
井上 匡美 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (10379232)
澤端 章好 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (50403184)
中桐 伴行 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (70528710)
新谷 康 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (90572983)
川村 知裕 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30528675)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 肺再生医療 / 閉塞性肺疾患 / アディポネクチン / PGI2アナログ / 肺再生 / 脂肪細胞 / 脂肪幹細胞 / プロスタグランディンI2 / 肺移植 / 拒絶反応 / 免疫抑制 / IL-6 amplifier / EGF / 再生医療 / 肺気腫 / 重症呼吸不全 / 細胞治療 |
研究成果の概要 |
近年、肺気腫をはじめとする閉塞性肺疾患COPDの患者は増加しており、慢性呼吸不全に対する新たな治療戦略の構築が必要である。脂肪細胞特異的発現蛋白であるアディポネクチンAPNがCOPDの病因にアディポネクチン発現の低下が関連することを報告した。実際、APNノックアウトマウスでは、肺気腫を併発することを証明した。このマウスに対して、ワイルドタイプの脂肪補充によって、肺気腫の進行を抑制できる可能性を示した。さらに、組織中のAPN発現を上昇させる薬剤として、PGI2アナログに注目し、同薬剤の投与によりAPNを通して肺再生を促すことができた。本研究により臨床応用につながる解析であると考えている。
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