研究課題/領域番号 |
24659657
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
戸田 正博 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (20217508)
|
連携研究者 |
植田 良 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (30317143)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 腫瘍幹細胞 / 免疫療法 / 微小環境 / 脳腫瘍幹細胞 / 免疫抑制 / グリオーマ |
研究成果の概要 |
本研究では、グリオーマ細胞、脳腫瘍幹細胞、およびグリオーマ組織において、免疫抑制性のVEGF/VEGFR系が高発現していることを明らかにした。また、再発悪性神経膠腫8症例に対してVEGFR1/2ペプチドワクチン療法を施行し、重篤な有害事象なく2例の不変(stable disease: SD)が得られた。投与前後のVEGFR特異的T細胞(CTL)の解析(6症例)を行った結果、ワクチン後にVEGFR1特異的CTLが6例中6例、VEGFR2特異的CTLが6例中2例で誘導された。以上からVEGF阻害(腫瘍免疫抑制の制御および腫瘍血管新生抑制)による新たな免疫療法の有効性が示唆された。
|