研究課題/領域番号 |
24659703
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
木下 浩之 愛知医科大学, 医学部, 教授 (70291490)
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研究分担者 |
成田 年 星薬科大学, 薬学部, 教授 (40318613)
畠山 登 愛知医科大学, 医学部, 教授 (70251907)
中畑 克俊 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (70332971)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 揮発性麻酔薬 / 脳 / 驚愕反応 / 薬理学 |
研究成果の概要 |
本研究は、若年成体マウスへのセボフルラン暴露が恐怖記憶を惹起するか、さらに海馬でのF-アクチンの構成が恐怖記憶形成と相関するかを明らかにすることを目的とした。マウスは生後2週でほぼ脳が完成するので、生後4週の雄若年成体マウスで実験を行った。さらに脳を摘出し、海馬の記憶の構成を示唆するF-アクチンの免疫染色を行った。若年成体マウスへの臨床使用濃度内のセボフルラン吸入は、恐怖記憶定着に加え海馬でのF-アクチン構成を増強した。本研究結果は、本研究で検討したマウス週齢に相当するヒト個体で、セボフルラン吸入が、恐怖記憶構築、すなわち、心的外傷後ストレス障害を引き起こす可能性を示唆するものと考えられる。
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