研究課題/領域番号 |
24659723
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
倉智 博久 山形大学, 医学部, 教授 (40153366)
|
研究分担者 |
高橋 一広 山形大学, 医学部, 准教授 (20292427)
太田 剛 山形大学, 医学部, 助教 (50375341)
澤田 健二郎 大阪大学, 医学部, 講師 (00452392)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 卵巣がん / 低酸素 / microRNA / ハニカム膜 / 細胞接着 / 細胞増殖 / 卵巣癌幹細胞 / 卵巣明細胞腺癌 / 卵巣癌 |
研究概要 |
ハニカム膜は、3D porous scaffoldとも言われ、細胞が接着、増殖していく上での足場となる。ハニカム膜上で卵巣癌細胞株を培養したところ増殖抑制を認め、卵巣癌を休眠状態にし、幹細胞の性質を持ち得る可能性と腹膜播種を抑制する可能性があると考えられた。さらに卵巣癌患者腹水より腹膜播種に関連する骨髄由来細胞を分離、初代培養し、CD11b+CD14+ 細胞が卵巣癌の浸潤能、増殖能を有意に促進することを証明した。またこの促進効果がCD11b+CD14+細胞からのIL-6 分泌を介すること、抗IL-6 受容体抗体を用いて、その浸潤能、増殖能の亢進が阻害できることを見出した。
|