研究課題/領域番号 |
24659725
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
塩沢 丹里 信州大学, 医学部, 教授 (20235493)
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研究分担者 |
宮本 強 信州大学, 医学部付属病院, 講師 (70418721)
鹿島 大靖 信州大学, 医学部, 助教 (70464089)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ケラタン硫酸 / 婦人科悪性腫瘍 / 子宮内膜症 / 鑑別診断 / 女性生殖管 / 異所性子宮内膜 / 子宮内膜癌 / 卵巣癌 / 診断マーカー |
研究概要 |
抗ケラタン硫酸モノクローナル抗体 5D4 による免疫染色により、非腫瘍性女性生殖管上皮(子宮頸管腺、卵管、卵巣封入嚢胞、正所性もしくは異所性子宮内膜)は 96.2%(25/26 例)で陽性であり、消化器上皮(1/47 例、2.3%陽性)や尿路上皮(0/6 例、0%陽性)との判別に有用と考えられた。癌組織においても、女性生殖管由来の癌(子宮内膜癌、卵巣癌、卵管癌)では90.6%にケラタン硫酸陽性を示したが、消化管由来、肝臓、腎尿路系の癌では発現を認めず、これらの癌との鑑別に有用なマーカーと考えられた。一方、肺癌や乳癌、甲状腺癌、膵臓癌、悪性中皮腫ではケラタン硫酸陽性例が存在した。
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