研究課題/領域番号 |
24659748
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
島田 昌一 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20216063)
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研究分担者 |
石田 雄介 大阪大学, 大学院医学系研究科, 講師 (30381809)
中村 雪子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90548083)
山田 貴博 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (40601597)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 化学療法 / 5-HT3受容体 / 抗がん剤 / セロトニン / 悪心 / 嘔吐 / 抗癌剤 |
研究概要 |
がんの化学療法の副作用として悪心・嘔吐が存在する。クロム親和性細胞のセロトニンが迷走神経の5-HT3受容体を刺激し嘔吐中枢が活性化するためである。我々は、抗癌剤の中に5-HT3 受容体に直接作用するものを複数見つけた。特にトポテカンは 、5-HT3A受容体に対しては抑制的に働くが、逆に5-HT3AB受容体に対しては反応を増強させた。さらに、5-HT3B受容体にはY129Sの遺伝子多型が存在するが、この多型によってトポテカンに対する5-HT3 受容体の感受性も変化することが分かった。これらの結果は副作用の少ない抗癌剤の開発や、副作用の個人差にヒトの遺伝的背景が関与する可能性を示唆するものである。
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