研究課題
挑戦的萌芽研究
以前より鼓室形成術に用いられる再建材料には硬い材料が適しているとされてきたが、硬性材料では術後に鼓膜浅在化や陥凹が生じると鼓膜から内耳までの距離が変化し、聴力低下を生じる。本研究では柔らかいシリコンスポンジを用いて伝音効率を検討、鼓膜から内耳まで距離が変化しても聴力低下が少ないことがわかった。術後変化に対応しうる新たな人工耳小骨を開発するためには、今後、更に詳細な条件の検討が必要と考えらてた。
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