研究課題/領域番号 |
24659795
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小池 薫 京都大学, 医学研究科, 教授 (10267164)
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研究分担者 |
平川 慶子 日本医科大学, 医学部, 助教 (30165162)
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連携研究者 |
西山 慶 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (90447970)
浅野 健 日本医科大学, 医学部, 准教授 (70277490)
大野 曜吉 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70152220)
藤野 修 日本医科大学, 医学部, 教授 (50173448)
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研究期間 (年度) |
2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 核磁気共鳴法 / 診断 / パターン認識 / 急性脳症 / 髄液 |
研究概要 |
我々は、「複雑な混合物」全体の物性を識別できる、独自の電磁波信号処理方式を開発した。一例をあげると、小児の「急性脳症」と「複雑型熱性痙攣」は、最新の検査を駆使しても早期鑑別がむずかしいが、我々は、発症直後に患児から採取した脳脊髄液についてNMR(核磁気共鳴)データ解析を行い、両者の識別に成功した。また、本技術を用いて、細菌性髄膜炎とウィルス性髄膜炎の鑑別にも成功した。本技術は、血液・尿・細胞・臓器に適用可能で、今後、がんやその他の疾患の早期診断や予後予測に役立てたい。
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