研究課題/領域番号 |
24659796
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小倉 裕司 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70301265)
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研究分担者 |
嶋津 岳士 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50196474)
鍬方 安行 大阪大学, 医学系研究科, 招聘教授 (50273678)
松本 直也 大阪大学, 医学部附属病院, 招聘教員 (50359808)
山川 一馬 大阪大学, 医学部附属病院, その他 (50597507)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 熱中症 / 核酸 / 遊離 / 血管内皮 / 臓器障害 / DNase / RNase / DNA / RNA / DAMPs / DNAase / RNAase / 多臓器障害 / 炎症 / 再生 / 細胞死 |
研究成果の概要 |
熱中症に伴う一連の組織障害を早期から効果的に制御して多臓器障害の進行を防ぐことが急務と考えられ、新たな治療法の開発が求められる。本研究の目的は、熱中症に対する新たな多臓器障害戦略として、遊離核酸標的治療の有効性を評価することである。遊離核酸標的治療としては、熱中症作成直後にDNase、RNase投与を経静脈的に行った。熱中症にともない、肺を中心とする多臓器に血管内皮障害、臓器障害が認められた。DNase、RNase投与は明らかな熱中後の生存率の改善をもたらさなかった。また、DNase、RNase投与による炎症性サイトカイン産生、血管内皮透過性亢進の抑制効果も十分に証明することができなかった。
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