研究課題/領域番号 |
24659814
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高田 隆 広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 教授 (10154783)
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研究分担者 |
宮内 睦美 広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 准教授 (50169265)
北川 雅恵 広島大学, 大学病院, 助教 (10403627)
犬伏 俊博 広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 助教 (30550941)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ラクトフェリン / 関節リウマチ / 骨破壊 / 炎症性サイトカイン / リポソーム |
研究概要 |
慢性関節リウマチ(RA)の新しい治療薬としてのリポソーム化ラクトフェリン(L-LF)の有効性を明らかにすることを目的とし、以下の結果を得た。 1.RA発症モデルマウスで観察される関節の破壊は、L-LFを前投与した群で有意に減少した。2.LFはTNF-aによってヒト滑膜細胞とマクロファージに誘導される炎症性サイトカインの発現をNFκB ならびにMAP kinase経路の抑制を介して抑制した。3.L-LFの経口投与によって、Tregが増加しTh17か減少するとともに、血清中のIL-17が減少することが明らかとなった。以上の結果から、L-LFは関節リウマチの新しい治療薬となる可能性が示された。
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