研究課題
挑戦的萌芽研究
骨や関節の健全な維持には、骨形成と吸収のバランスが重要であるが、炎症性骨病態では、破骨細胞による骨吸収が過剰となり異常な骨量減少をきたす。このため、炎症性骨疾患の病態理解と新規治療剤の創出のためには、破骨細胞の分化活性化機序や、これらに与える炎症環境の影響を解明することが重要である。本研究では、破骨細胞における炎症反応を惹起すると推測されるマスト細胞の炎症性変化についてその詳細を解析し、炎症性サイトカイン産生にかかわる上流経路や、マスト細胞の浸潤に関わる Matrix metalloproteinase-2 の発現誘導メカニズムについて明らかとし国際誌に報告を行った。
すべて 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (2件)
Int Arch Allergy Immunol
巻: 166 号: 2 ページ: 84-90
10.1159/000371419
Journal of Gastroenterology
巻: in press 号: 10 ページ: 1054-1068
10.1007/s00535-015-1054-3
Current Pathobiology Reports
巻: 2 号: 4 ページ: 209-215
10.1007/s40139-014-0057-8
FEBS Open Bio
巻: 4 号: 1 ページ: 777-787
10.1016/j.fob.2014.08.007
Proc. Natl. Acad. Sci. USA.
巻: 111 号: 32
10.1073/pnas.1400062111
PLoS ONE
巻: 8 号: 8 ページ: e72105-e72105
10.1371/journal.pone.0072105
http://www.ak.med.kyoto-u.ac.jp/group_research/asagiriG.html