研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は,口腔顔面疼痛モデル動物におけるプラシーボ効果がどの脳領野で発現するか明らかにすることを目的とした。実験は2段階で行った。まず,口腔顔面領域に慢性疼痛を発症するモデルラットを作製し,プラシーボ鎮痛効果が認められる実験モデルを確立した。第二段階として,モデルラットを用いてPET撮像を行い,対照群と比較して神経活動が有意に増加もしくは減少している領域を同定した。その結果,下歯槽神経切断モデル動物が本実験に適していることが判明した。さらに口腔顔面領野における疼痛の発症により,一次体性感覚野を中心とする脳領野が活性化されることをPET撮像によって明らかにした。
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Anesthesiology
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http://www2.dent.nihon-u.ac.jp/g.pharmacology/