研究課題/領域番号 |
24659848
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
和田 尚久 九州大学, 大学病院, 講師 (60380466)
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研究分担者 |
赤峰 昭文 九州大学, 歯学研究院, 教授 (00117053)
前田 英史 九州大学, 大学病院, 講師 (10284514)
門野内 聡 九州大学, 歯学研究院, 助教 (30609558)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 歯髄幹細胞 / 歯周組織 / 歯根膜組織 / 組織再生 |
研究概要 |
本研究では、ヒト歯髄幹細胞(hDPSC)が歯根膜細胞様細胞への分化能を有するか否かを検討した。ヒト歯髄組織には間葉系幹細胞マーカーを発現し、多分化能を有するhDPSCが存在することが確認できた。hDPSCは歯周組織を模した歯槽骨に接すると歯根膜関連マーカーの発現が上昇し、また歯根膜線維形成に関与しているTGF-β1で刺激すると同様に歯根膜関連マーカーの発現が上昇することが明らかになった。hDPSCは歯周組織再生の移植細胞源になる可能性が考えられ、さらにTGF-β1を組み合わせて用いることで効率よく歯根膜組織再生誘導し、新たな歯周組織再生法開発につなげていける可能性が示唆された。
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