研究課題/領域番号 |
24659872
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
川瀬 知之 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (90191999)
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研究分担者 |
奥田 一博 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (00169228)
永田 昌毅 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (10242439)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 軟骨誘導 / 歯槽骨 / 骨膜細胞 / 培養 / 分化 |
研究成果の概要 |
われわれが臨床応用しているヒト骨膜シートから軟骨を調製できれば、さらに汎用性が増すと考え、本研究を実施した。高度に重層化した骨膜シートを球状に成形し、軟骨細胞誘導培地により分化誘導をかけると、軟骨細胞様の表現形を示した。また骨芽細胞マーカーであるCol Iは細胞球の表面とその直下にわずかに残る程度まで発現が低下した。しかし、軟骨細胞マーカーのCol IIの発現が組織全体に広がらないこと、細胞球の直径が5mm以上の大きさに成長しないことから、β-catenin阻害剤でWntシグナルを優位にする方法も試みたが、当初の目標を達成することが出来なかった。ドナーの年齢が影響しているのかもしれない。
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