研究課題
挑戦的萌芽研究
今回の研究により、①病理パラフィン包埋標本から網羅的コピー数解析が可能であること。②原発巣と転移巣では遺伝的変異の状況がかなり異なり、遺伝的変異のみで経路を解析することが困難であること。③それには、原発巣内のheterogenityが大きく影響している可能性が高いこと。などの新たな知見が得られた。原発巣のheterogenityを、原発巣の複数部位のサンプリングと同一検体のリンパ節転移巣由来のサンプルを対象とした次世代シークエンサー、SNPs arrayを組み合わせた解析を行うことにより、原発巣のheterogenityと同一検体のリンパ節転移巣を評価する必要性がある。
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