研究課題/領域番号 |
24660014
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 群馬県立県民健康科学大学 |
研究代表者 |
益子 直紀 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (50512498)
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連携研究者 |
二渡 玉江 群馬大学, 保健学研究科, 教授 (00143206)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 小児がん経験者 / ナラティブ / 医療PTSD / SOC / PTG / 医療PTSD / SOC |
研究成果の概要 |
小児がん経験者に共通した語りの内容から、発病時の強い情緒的反応は医療PTSDにつながる問題と考えられ、医療PTSD予防に向けた発病時の看護の重要性が示された。また、闘病による心理的成長に至っていたSOC・PTG高得点群の語りには、発病時の強い情緒的反応の後に体験した価値観・信念・自己像を再構築しようとする「もがき」があり、この渦中がひとつの岐路となることが示された。今後は、「もがき」の渦中をより詳細に分析して、闘病による心理的成長の過程を構造化していくことが、小児がん体験による医療PTSD予防に向けたプログラムの作成に有効であると示唆された。
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