研究課題/領域番号 |
24660044
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
|
研究機関 | 獨協医科大学 (2014-2015) 埼玉県立大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
浅井 さおり 獨協医科大学, 看護学部, 准教授 (20326317)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | アルツハイマー型認知症 / 高齢者 / 看護師-患者関係 / 相互作用 / ケア提供行為 / 臨床判断 / 看護師 / 認知症高齢者 / 質的記述 |
研究成果の概要 |
本研究は、ケア提供が困難な重度アルツハイマー型認知症(DAT)高齢者へどのように看護師がケアを遂行しているのかを明らかにすることを目的とし、ケアが円滑にいかなかった9場面を分析した。結果、DAT高齢者が看護師に注意を向けている、それほど嫌がっていないと捉えてケアをすすめた時には、DAT高齢者はかかわりを受けてケア提供が続けられた。一方でケアに応じたくない意思を明確に捉えられた時には、看護師が努力をしてもケア提供は続かず、DAT高齢者が強く嫌がっていると捉えた時には、看護師はケアをやめていた。意図するケアの遂行においては、かかわる時と引く時を見極める臨床判断が重要であると考えられた。
|