研究課題/領域番号 |
24660059
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
萱間 真美 聖路加国際大学, 看護学部, 教授 (60233988)
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連携研究者 |
今井 幸充 日本社会事業大学, 社会福祉研究科, 教授 (00168501)
角田 秋 聖路加国際大学, 看護学部, 准教授 (50512464)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 認知症 / 早期退院 / 家族ケア / チーム医療 / 周辺症状(BPSD) / 地域移行 / 多職種 |
研究概要 |
本研究は、認知症患者の家族に必要な支援を明らかにするため、精神科病院入院から在宅移行の体験を、患者と介護者、医療関係者にインタビューを実施した。分析はグラウンデッドセオリーアプローチの継続的比較分析を用いた。結果、共通したカテゴリは、本人が家に帰りたいという意思を示し、かつ「家族が介護によって得る利益」であった。本研究での家族の利益は、介護者の内的な体験として間接的に介護を支え、物理的、心理的な利益として直接的に介護者の円滑な生活継続に資していた。医療関係者は、家族への利益を見抜き、利益を享受できる環境を作りに専門性を発揮することで、退院促進に寄与することが示唆された。
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