研究課題
若手研究(A)
本研究では,ロボットを端末とする遠隔対話にもう一体のロボットを陪席させる集団型遠隔対話ロボットシステムを構築した.そして複数のロボットおよび自身の振る舞いを同一視させる人間の錯覚を考慮し,ロボット間の非言語的表現の補完および相互作用をデザインするとともに,それがコミュニケーション効力感の改善に寄与することを示した.さらに得られた知見を言語的表現に拡張し,より高度なコミュニケーション効力感を与える集団型対話ロボットシステムを実現した.また対話相手間の同一視に基づく対話訓練プログラムをデザインし,自閉症スペクトラム症者のコミュニケーション療育への応用可能性を検討した.
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Human Developmental Research 2015
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