研究課題/領域番号 |
24680037
|
研究種目 |
若手研究(A)
|
配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
神経科学一般
|
研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
永樂 元次 独立行政法人理化学研究所, 発生・再生科学総合研究センター, ユニットリーダー (40415097)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | パターン形成 / 自己組織化 / 幹細胞 / 組織の三次元形態 / 極性 / ES細胞 |
研究概要 |
本研究では、ES細胞由来の眼杯様構造が自己組織的に極性を形成する分子メカニズムについての解明を目的とした。ES細胞からin vitroで分化した眼杯では、背側マーカーと腹側マーカーは相互排他的な発現パターンを示した。このことは、網膜神経上皮には自発的に背腹軸の極性を獲得できるメカニズムが存在することを示している。さらに、三次元形態の解析により、眼杯にはfissureが存在し、三次元形態的に極性を有していた。また、薬理学実験およびイメージングにより、自己組織的なin vitroの眼杯形成はダイナミックな複数の分子シグナルに制御された背腹軸パターン形成を伴うものであることが示された。
|