研究課題
若手研究(A)
近年、ナノマテリアルの医療応用による、ナノメディシンとも言うべき新たな治療戦略に注目が集まっている。その中でも、C60フラーレンは、圧倒的な抗酸化活性に起因する抗炎症作用を有しており、ナノメディシンの筆頭として注目されている。本研究では、独自のC60フラーレンを用いて、メタボリックシンドロームを標的とした、非侵襲的(経口投与)で、しかも安全かつ有効なナノメディシンを開発することを試みた。その結果、C60フラーレン誘導体の経口投与により、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の症状が改善し得ること、そのメカニズムとして、抗炎症作用が起因している可能性を明らかとした。
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