研究課題/領域番号 |
24680082
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 (2014) 東京藝術大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
杉岡 奈穂子 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, アソシエイトフェロー (00609167)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 透過型電子顕微鏡 / 更紗 / 染料 / 天然繊維 / 絵画材料 / ナノ構造 / 唐桟 / 透過電子顕微鏡 / クロムイエロー / プルシアンブルー / 木綿 / 透過型電子顕微鏡(TEM) / FIB / 染織品 / 新合成顔料 |
研究成果の概要 |
19世紀には,様々な美術工芸品がヨーロッパから東南アジアを経由してわが国にもたらされた。この時期は,天然染料から人工染料に替わる大きな技術革新の時期であるが,用いられている材料のナノ構造に関する研究はほとんど行われていない。天然繊維,カーキ染め布,更紗布,油絵,日本画などの絵画材料を用いて,微細構造を明らかにした。このような材料科学的研究は,文化財保存に極めて重要な基礎データとなり,得られた手法は文化財の保存技術の開発にも応用できる。
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