研究課題/領域番号 |
24683008
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
柏木 健一 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (00447236)
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研究協力者 |
氏家 清和 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30401714)
河内 敦 筑波大学, 生命環境系, 助教 (10582364)
上山 一 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 助教 (80626226)
喜田川 たまき 筑波大学, 北アフリカ研究センター, 研究員 (50721685)
岩崎 えり奈 上智大学, 外国語学部, 教授 (20436744)
岩崎 真紀 筑波大学, 人文社会系, 助教 (10529845)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | ミクロ経済分析 / 生産性・効率性分析 / 消費者行動分析 / 産業発展 / 産業育成 / 文理融合研究 / オリーブ産業育成 / 北アフリカ・地中海諸国 / 生産性分析 / 中東・北アフリカ / 経済政策 / 経済発展 |
研究成果の概要 |
本研究は、オリーブ油やアルガン油を生産する北アフリカの農家・搾油工業の生産性と、日本人の消費者行動を分析することにより、北アフリカ原産の製品の高付加価値化につながる要因を分析した。分析の結果、灌漑技術の知識・経験の共有や原材料の自家生産による生産者の垂直統合が効率性向上の鍵となること、原料供給から標準品大量生産、高品質製品生産への構造変化が国・地域ごとにみられる中、製品の原産地表示、生産者情報、機能性情報等の提供が、日本人消費者の支払意欲を有意に増加させることが実証された。これらより、機能性開発とバリューチェーン構築が伝統的製品の高付加価値化と地場産業のイノベーション誘発をもたらすと考察した。
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