研究課題
若手研究(A)
本研究は、宇宙背景放射(CMB)偏光成分の精密測定を通して原始重力波の痕跡をとらえる事を念頭に、現在世界最高レベルの感度を誇るPOLARBEAR-1実験による重力レンズ起源CMB偏光の精密探索と、POLARBEAR-1の性能を6倍に向上させた新しい検出器システム「POLARBEAR-2」の開発を目的に行った。POLARBEAR-1では、世界で初となるCMB偏光データのみを用いた重力レンズ起源の偏光Bモードの観測に成功した。またPOLARBEAR-2の開発では、世界最大級の焦点面検出器アレイの実現のために課題であった、光学系の構築と焦点面周辺の熱負荷の制御に成功し、開発をほぼ完了させている。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 2件) 備考 (6件)
Astrophysical Journal
巻: 794 号: 2 ページ: 171-171
10.1088/0004-637x/794/2/171
Physical Review Letters
巻: 113 号: 2 ページ: 021301-021301
10.1103/physrevlett.113.021301
巻: 112 号: 13 ページ: 131302-131302
10.1103/physrevlett.112.131302
巻: -
Proceedings of Science
巻: ICHEP2012 ページ: 440-440
Nucl. Instru. and Meth
巻: A, 732 ページ: 299-302
10.1016/j.nima.2013.07.052
strophys. J.
巻: 768 号: 1 ページ: 9-9
10.1088/0004-637x/768/1/9
Astrophys. J.
巻: 760 号: 2 ページ: 145-145
10.1088/0004-637x/760/2/145
Adv.Space Res.
巻: 51 号: 2 ページ: 227-233
10.1016/j.asr.2011.07.012
Proc. SPIE Int. Soc. Opt. Eng.
巻: 8452 ページ: 84521D-84521D
10.1117/12.927057
巻: 8452
10.1117/12.926354
巻: 8452 ページ: 84523E-84523E
10.1117/12.926770
巻: 8452 ページ: 84521H-84521H
10.1117/12.926158
http://bolo.berkeley.edu/polarbear/
http://cmb.kek.jp
http://cbr.kek.jp