研究課題
若手研究(A)
地球と中性子の重力相互作用によって中性子波動関数に生じるCOW位相の精密測定のために多層膜中性子の位相安定化と高統計化の開発を進めた.位相安定化については,ビームスプリッタ支持機構の高剛性化とガイド磁場のフィードバック制御を図った.高統計化については,単にスーパーミラーを適用するのではなく,ミラー反射・透過時の位相分散を抑えるために複数の格子定数を持つ多色ミラーによって白色ビーム対応を図るという指針を得た.また,さらなる大型化・高統計化による一般相対論的効果の検出可能性についても評価を行った.
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