研究課題
若手研究(A)
本研究では、高性能レーザーイオン化質量分析計のための革新的なレーザー光源として、深紫外から真空紫外にわたる超短パルスレーザー光源の開発を実施した。近赤外(800nm)超短パルスレーザーを基本光とし、希ガスを非線形媒質とした高次高調波および四光波混合過程によって、深紫外(266nmおよび200nm)広帯域光への波長変換に成功した。また、波長変換の効率が最大となるガス圧条件を実験的に決定し、明らかになったその条件を満たすビーム集光条件より、更なる高効率化への指針を得た。真空紫外光を簡易に測定するための新しい分光計測装置を構築し、波長160nmの真空紫外光が観測可能であることを明らかにした。
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