研究課題
若手研究(A)
近年、光の波長よりも小さい10-100 nmの空間を利用したナノ流体工学が進展しつつあり、表面効果が顕在化する極微小空間の流動を理解するための時空間流動計測法が課題となっている。本研究では、ナノ空間で支配的な表面の効果を踏まえて、ナノ粒子と壁面近傍100 nmのエバネッセント光を用いたナノ流路の流速分布計測法を確立することを目的とした。ナノ流路を流れるナノ粒子を高精度で検出するための計測システムを開発した。これにより、ナノ粒子の非一様な濃度分布および拡散係数低下と拡散異方性など、ナノ空間ならではの粒子挙動を明らかにし、計測法確立に極めて重要な知見を得た。
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