研究課題/領域番号 |
24686070
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
巽 一厳 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (00372532)
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研究協力者 |
武藤 俊介 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授 (20209985)
RUSZ Jan ウプサラ大学, 天文物理学研究所, 助教授
OPPENEER Peter ウプサラ大学, 天文物理学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
21,970千円 (直接経費: 16,900千円、間接経費: 5,070千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
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キーワード | 電子磁気円二色性 / 電子線エネルギー損失分光 / 走査透過電子顕微鏡 / スピンモーメント / 磁性材料 / 電子磁気円偏向二色性 / 電子磁気直線偏向二色性 / 電子エネルギー損失分光 / 透過型電子顕微鏡 / Co / Fe / NiFe2O4 / 電子磁気円2色性 / 電線エネルギー損失分光 / 超高圧走査透過電子顕微鏡 / 強磁性材料 / 国際研究者交流ウプサラ / 国際情報交流ユーリッヒ / ナノ分析 / 磁気モーメント / EMCD / EMLD / 統計的解析 |
研究成果の概要 |
(走査)透過型電子顕微鏡に接続した電子線エネルギー損失分光において、放射光施設で観測される磁気信号が検出できることが2006年にShcattschneiderらによって報告された。しかし、通常の装置では試料厚みの増大とともに信号強度が急落し、実材料の局所領域の磁性分析に応用されていない。本研究では、高い運動エネルギーをもった電子線を用いる超高圧電子顕微鏡を用いることで、比較的試料厚みが大きい場合にも磁気信号強度が保持できることを示した。さらに、鉄ナノ粒子で構成される薄膜から定量的な磁気信号を獲得した。理論計算をガイドに計測条件を揃え、コバルトの結晶磁気異方性を定量的に磁気信号から計測した。
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