研究課題
若手研究(A)
本研究では、経口投与薬物が全身循環血に到達する割合であるバイオアベイラビリティー(BA)を支配する要因探索ならびにin vitro実験データに基づく数理モデルを活用したBAの定量的予測を目的とした。BCRPの遺伝子多型(c.421C>A)による機能低下と臨床での消化管アベイラビリティ(FaFg)の関連を数理モデルを用いて解析することで、変異によるBCRPの輸送機能の低下割合を定量化することに成功した。P-gp, CYP3A4といった消化管吸収の抑制に働く分子の部位差を考慮した数理モデルを構築することで、P-gp, CYP3A4の基質となる複数の薬物のFaFgを良好に予測することに成功した。
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