研究課題
若手研究(A)
本研究では、Atg5やAtg7に依存しない新規オートファジーの赤血球分化への関与を詳細に明らかにする事を目的とし、新規オートファジーに必須のUlk1 遺伝子の欠損マウスを作製した。その胎仔肝臓から赤血球を単離しオートファジーの有無を検討したところ、最終分化過程でミトコンドリアの除去が実行されなかった。一方、Atg5欠損赤血球では正常であった。これらの事実より、赤血球マイトファジーは、新規オートファジーにより実行される事が明らかとなった。次に貧血の有無を検討したところ、Ulk1欠損マウスの胎仔は貧血に陥っており、これはアポトーシスが起きやすく、マクロファージに貪食されるためであると考えられた。
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