研究課題
若手研究(A)
TRAILは、癌細胞特異的にアポトーシスを誘導するサイトカインであり、癌予防に寄与している。申請者らは、TRAILの発現調節機構としてmicroRNAの関与の可能性を考えた。既に報告されているmiR-145に加え、複数の候補microRNAについて検討した結果、ヒト癌細胞に対し、著明にTRAILの発現を誘導しうるmicroRNAを見出した。その機序は、プロモーターの活性化を介するものであることが判明した。さらに、TRAILの発現を誘導することが報告されている食品由来の成分のTRAIL発現誘導機構においても、このmicroRNAの発現誘導を部分的に介するものであることも明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
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