研究課題
若手研究(A)
本研究ではエクソーム解析で原因解明のできない症例に対して、RNA・DNAデータを統合して解析するための基盤研究と、実際の検体での検討を行った。まず最初にRNA-Seq単体に加えて、エクソームキャプチャーを加えたRNA-Seqを開発し、どちらがより本申請の達成に有利かを検討した。次にアレル特異的発現を示す遺伝子を網羅的に検索した。290の候補の中には、23のインプリント遺伝子が含まれていた。その他にアレル特異的発現が知られているMRPL43やERAP2遺伝子なども検出された。さらに候補遺伝子が疾患の発症に寄与しているかを検討するために、有害な変異候補を持つ臨床検体のスクリーニングまでを行った。
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