研究課題/領域番号 |
24700009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報学基礎
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
江村 恵太 国立研究開発法人情報通信研究機構, ネットワークセキュリティ研究所セキュリティ基盤研究室, 主任研究員 (30597018)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 鍵付き準同型暗号 / 適応的暗号文選択攻撃 / 準同型暗号 / 公開鍵暗号 / 国際会議採録 / 安全性証明の修正 |
研究成果の概要 |
クラウド環境下におけるセキュリティの確保に応用可能な暗号技術として準同型暗号が注目されている。しかしながら公開鍵暗号として求められるCCA安全性は、準同型暗号では理論的に実現不可能である。本研究では、アプリケーションに影響を与えない範囲で適切に準同型暗号の機能を制限することで、理想的な安全性を実現する準同型暗号方式「鍵付き準同型暗号」を提案した。本成果は公開鍵暗号における権威ある国際会議の1つであるPKC2013に採録されるとともに、国内における最大のセキュリティに関する会議である暗号と情報セキュリティシンポジウム (SCIS) 2012においてイノベーション論文賞を受賞した。
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