研究課題
若手研究(B)
本研究では、高圧縮率を実現する新たな動画像符号化アルゴリズムを提案する。今まで幅広く使用されている動画像符号化国際標準H.264/AVC の基本アルゴリズムをベースに、時間領域と空間領域の特徴を併用することにより、冗長性を更に削減できるアルゴリズムを新規開発し、符号化効率を大幅に向上する。この研究成果を利用し、必要な検証を行ったうえ、次世代の動画像符号化国際標準に提案できるものと考える。実験結果により、中間報告時に10%しか性能向上が見られなかったが、現状平均15%以上になり、20%以上の性能向上が見られた場合もあった。この評価の結果より、提案手法は予定した性能向上を実現した。
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信号処理
巻: 16 号: 6 ページ: 611-616
10.2299/jsp.16.611
130004457055
Journal of Signal Processing
巻: vol.16, No.6, Nov. ページ: 611-616