研究課題/領域番号 |
24700151
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
小林 耕太 同志社大学, 生命医科学部, 准教授 (40512736)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 聴覚情景分析 / 聴覚皮質 / 音声コミュニケーション / スナネズミ / 聴覚的補完 / 知覚的補完 / 齧歯類 / げっ歯類 / 劣化雑音音声 / コミュニケーション音声 / コミュニケーション / 齧歯目 / コミニュニケーション音声 |
研究成果の概要 |
言語や音楽がノイズにより一部かき消された場合にも、ヒトは無意識に失われた情報を補完し内容を理解することができる。これを聴覚的補完とよび、霊長類でのみしか存在が確認されていない。本研究では、聴覚生理学の標準モデル動物であるスナネズミを対象に、彼らが聴覚的補完の能力を持つのか、また補完には聴覚末梢の働きが関与するのかを検証した。行動実験の結果、ノイズで音がかき消された場合にも、スナネズミはノイズ中に音が継続すると知覚している可能性が示された。一方、蝸牛基底膜の応答からは聴覚的補完は観察されなかった。これにより、聴覚的補完の聴覚中枢機構をスナネズミを対象に研究することが可能になった。
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